不動産購入に関して、お客様からよくあるご質問です。

【A1】不動産価値的に言えば低い場所です。ただ価格はかなり安いです。ご予算の都合上選択せざるを得ないこともありますね。しかし線路が南側にある場合などはほぼ一生陽当りのいい家になります。あとは騒音の問題ですが、幹線道路のそばよりは良いと思います。電車は決められた時間に通ります。ですから生活リズムの中にとけこみ易いそうです。道路は大型車や小型車やいろいろな車が不定期に通りますので気になり易いそうです。振動に関しても同じことが言えると思います。

【A2】出来ますが、一つだけ条件があります。現金で購入するのであれば何の問題もありませんが、住宅ローンを借りる条件として「永住権」を持っている方に限ります。永住権があれば問題ありません。他は日本人の方と同じです。

【A3】そんなことはありません。地盤改良は地盤調査によってその土地の地耐圧を測定し、言わば地下の土の固さを判定します。柔らかい地質の場合固い層に届くまで杭を打ちます。超高層ビルの建設には基礎杭を岩盤まで打ち込みます。それと同じことです。打たれた杭の上にコンクリートのベタ基礎が乗る形です。一般的には基礎の下に20~30本の杭を打ちます。安心して購入して下さい。ただ、地盤改良したこと自体を気にする方もいらっしゃいます。

【A4】多くの場合網戸、照明器具、カーテンレール等は付属しておりません。その理由としては、建築コストの関係もあるのですが例えば照明器具やカーテン関係器具にはお客様の好みもあり、またホームセンターなどでは以外に安価で購入できます。最初に取り付けてあった物が気に入らなくて交換するさいにはネジの穴が残ったりしてちょっと処理に困ります。そのような理由から付属していない場合がほとんどです。網戸は4LDKの規模で全窓(小窓含めて)取り付けても約10万円くらいです。その分値引きしてもらいましょう。

【A5】そんなことはありません。が、金融機関の一般的判断基準では公務員さんや上場企業の社員さんや、要は勤め先の優良性で判断されることは多くあります。どんな業種でも真面目に頑張っているのに、ちょっと頭にきますね。会社的な安定性が判断の基準になっているのでしょう。自営業者さんの場合確定申告されている方がほとんどではないでしょうか。ほとんどの金融機関が過去3年の申告の平均年収から判断します。(中には一番最近の申告で判断してくれるところもあるようです)よくあるのですが、自己申告なので、出来るだけ少なく申告して税金対策をしている方も多くいらっしゃいます。その場合、収入不足でローンが厳しい場合があります。住宅を購入すると決めたら、3年間はちゃんと申告するべきでしょう。ただ、最近はフラット35という住宅ローンがありますので、まずはお付き合いのある業者の担当の方に相談したほうが良いと思います。

【A6】大変難しい案件です。ネット上ではあまり良いことは見当たりません。小児白血病やがんに罹る可能性がある。等々の記事が検索されます。ただ、それらには科学的な根拠が無いことも事実です。関東地方の送電線は東京電力か電源開発さんの管理のものがほとんどです。弊社でもこの案件にあたり何度も現地調査をしましたが、人体に影響を及ぼす数値は得られませんでした。WHOの基準(国際ガイドライン=100マイクロテスラー)よりはるかに低い数値でした。例えば電気カーペットが家庭の電気製品の中ではダントツの電磁波(10μT:マイクロテスラー)に対し、送電線の直下で0.3~1.5マイクロテスラーでした。また、ショウジョウ蝿やマウスによる実験でもはっきりとした結果は出ていません。つまり否定説にも肯定説にも決定的な科学的根拠が無いという現状です。仮に肯定説を弁護するのであれば、長年送電線下で生活をしている人は相当いる中で社会的な大問題になっていないのが事実です。

【A7】不動産価値から見れば良くありません。やはり整形地の方が価値は多分にあります。ですから将来的に売却の予定が確実にある場合などは避けた方がよろしいですね。しかし悪いことだけではありません。道路面から奥に家を建てるためにプライベートが保たれる、つまり常に人目にさらされることがない。敷地延長の部分に車が2台以上駐車できる。駐車場と有効宅地をはっきりと分離できる。等のお客様の声がありました。どこに皆さまの価値観を定めるかが決めてになると思います。

【A8】大変気になる案件です。気に入った物件を購入した後に大雨によっていつも大変な苦労をするのはとんでもない事です。まずは業者の担当者にズバリ聞いてみましょう。説明をしてくれると思いますが、やはりご自身で管轄の役所で「ハザードマップ」という資料を見せてもらえますので水害等を調べる方が確実です。不動産業者さんにも用意してある場合がありますので聞いてみてください。

【A9】かなり良くなっています。すべてとは言えませんがパワービルダーと呼ばれる大手建売業者さんの建築は近年良質な物になってきています。地盤、基礎や構造体も厳しい検査を受けていますし、検査に合格しないと工事も先に進めません。また、合格することによって土地に対する保証や建物に対する保険が適応されます。建物は立ち上がりますと表面しか見えなくなります。見える部分は皆様の目で確められますが、見えない部分は気になりますね。でも近年はかなり信頼のおけるものになっています。

【A10】 そうですね。特に川越市に多く販売されています。すべて200㎡以上の広い区割になっています。ただ、都市計画法の条件がありどなたでも購入できる物と一定の条件を満たさなければ購入できない物があります。確かに新築物件も土地も安価ではありますが、物件選択の際は注意が必要です。お気軽にお問い合わせ下さい。

【A11】借入の条件として、勤続年数1年以上を審査条件としている金融機関が多いようですが、職種が変わっていない場合や、退職と入社の間にブランクが無ければ1年未満でも利用が可能になる金融機関もあります。あきらめないでお気軽にご相談下さい。

【A12】現在、多くの住宅ローンは不動産価格(土地、建物)の100%融資が可能です。ただし不動産担保価値の低い物件(特に土地)は不可能な場合もあります。また、本体(土地、建物)の他に仲介手数料や登録免許税等のいわゆる諸費用が必要です。この部分はローンで借りることが可能ですが、多くの場合契約時に手付金(内金)が必要になります。(50万から100万位)ただ50万円が用意できない方も諦めないで業者の方にそうだんするべきです。(10万でも購入した方はいらっしゃいますよ)

【A13】印紙税や登録免許税などがかかります。売買契約書や金銭消費貸借契約書の作成に必要な『印紙税』、土地や建物を新築したり、購入したりする場合に必要な登記や抵当権を設定する為に必要な『登録免許税』、新しく土地や建物を取得したときにかかる『不動産取得税』を支払わなければなりません。又、住宅を所有している限り毎年『固定資産税』と『都市計画税』がかかります。